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研究結果


3-1 基本属性

総回答数6,776件、有効回答は6,282件でした(今回は非海外在住者を分析しました)。平均年齢は31.5歳(標準偏差9.5、中央値30.0、最少年齢13〜最高年齢83歳)でした。居住地域は関東地方20.7%、東京都23.4%が大半を占め、大阪府9.4%、近畿地方8.3%と都市部からの回答が多くみられました。研究参加者の年齢分布は20代39.6%、30代35.6%、40代13.0%、10代6.5%、50代以上4.9%でした。自認する性的指向はゲイ69.0%、バイセクシュアル24.7%でした。学歴は大学卒以上が55.3%、職業はフルタイムの社会人が61.3%、未婚者は87.4%でありその他の基本属性は表1に示します。

REACH Online 2007 研究参加者の基本属性
居住地
年齢分布

一部表記を変更しています。



表1 REACH Online 2007 研究参加者の基本属性

基本属性 人数

自認する性的指向

ゲイ

4,334 69.0

バイセクシュアル

1,549 24.7

ヘテロセクシュアル

47 0.7

決めたくない

175 2.8

判らない

140 2.2

その他

13 0.2

無回答

24 0.4

学歴

大学院修了(在)

525 8.4

大学卒(在)

2,944 46.9

短大卒(在)

167 2.7

専門学校卒(在)

954 15.2

高校卒(在)

1,458 23.2

中学卒(在)

213 3.4

無回答

21 0.3
基本属性 人数

恋人がいる

相手が男性

2,612 41.6

セックスフレンドがいる

相手が男性

2,102 33.5
基本属性 人数

肝炎予防ワクチン接種あり

A型

186 3.0

B型

384 6.1

結核既往歴

既往歴あり

103 1.6

過去1年間の献血

あり

737 11.7

親へのカミングアウト

カミングアウトしている

926 14.7

  両親ともに

498 7.9

  母親のみ

389 6.2

  父親のみ

39 0.6

親以外へのカミングアウト

カミングアウトしている

2,797 44.5

  1人だけ

520 8.3

  2人〜3人

681 10.8

  4人〜5人

429 6.8

  6人〜9人

205 3.3

  10人以上

870 13.8

過去6ヶ月間にコンドームを買ったこと

あり

2,423 38.6

過去1年間にコンドームを買ったこと

あり

3,127 49.8
基本属性 人数

職業

学生

1,047 16.7

パートタイム

630 10.0

フルタイム

3,850 61.3

無職

300 4.8

その他

425 6.8

無回答

30 0.5

婚姻形態

   

未婚

5,490 87.4

既婚

519 8.3

別居中

24 0.4

離婚

203 3.2

死別

16 0.3

無回答

30 0.5
 
 
基本属性 人数

心を許せるゲイ・バイセクシュアルの友達

いる

3,972 63.2

心を許せる異性愛の友達

いる

3,570 56.8
基本属性 人数

スポーツクラブ

入会している

1,584 25.2

喫煙状況

吸わない

3,606 57.4

時々吸う

333 5.3

毎日吸う

2,322 37.0

飲酒状況

飲まない

1,722 27.4

時々飲む

3,643 58.0

毎日飲む

894 14.2

日本に同性婚の制度があればいいと思う

そう思う

3,702 58.9

そう思わない

649 10.3

どちらとも言えない

1,894 30.1

日本にLGBT当事者の政治家がいた方がいいと思う

そう思う

3,759 59.8

そう思わない

417 6.6

どちらとも言えない

2,062 32.8

過去1年間の海外旅行

旅行あり

1,649 26.2

旅行ありの人における旅先でのセックス経験

現地で知り合った男性とセックスあり

387 6.2

研究の実施を知ったきっかけ

本研究の実施を知ったきっかけはバナー広告73.5%、mixi(ミクシィ)9.7%、ゲイ雑誌1.3%、メーリングリスト1.2%、フライヤー0.5%、その他12.2%でした。本研究はMSMを対象に毎年実施しているインターネット調査・予防介入研究Researching Epidemiological Agenda for Community Health (REACH) Onlineの一連のシリーズとして実施しており、2005年および2006年に実施した研究の後続研究です。先行調査である2005年および2006年実施の研究参加割合はそれぞれ7.5%、6.9%であり、リピーターの割合は比較的少ないことが判りました。

調査の実施を知ったきっかけ

また、対象者のmixi(ミクシィ)利用割合は全体で62.5%であり、利用割合は年齢階級と有意であり、20代、10代、30代、40代、50代以上の順に利用経験割合が高いことがわかりました。また利用者のうち44%はマイミクの人数が20人以上でした。

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