実施回数を重ねる毎に研究参加者数が拡大してきたゲイ・バイセクシュアル男性対象の全国インターネット調査ですが、平成19(2007)年度の研究参加者は、過去最多となり、日本のみならずアジア太平洋地域におけるゲイ・バイセクシュアル男性対象のインターネット調査研究においても最大級のものとなりました。また、これまでの研究参加者数(累積)は1万5千人を超えています。標準化された質問項目による行動疫学調査の実施を継続することによって、ゲイ・バイセクシュアル男性の抱える健康問題について多角的に分析可能となると同時に経年的モニタリングの機能を持たせることが出来るようになってきています。
本当にたくさんの方々にご参加いただけたことに、心より感謝申し上げます。
実施年 | 有効回答数 |
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1999 | 1,025人 |
2003 | 2,062人 |
2005 | 5,731人 |
2007 | 6,282人 |
研究代表者 | 日高 庸晴 関西看護医療大学看護学部 講師 | |
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共同研究者 | 木村 博和 | 横浜市健康福祉局保健政策課 医師 |
市川 誠一 | 名古屋市立大学看護学部 教授 | |
研究協力者 | 本間 隆之 | 金沢大学医薬保健研究域薬学系 助教 |
本研究は、平成18年度厚生労働省エイズ対策研究事業「男性同性間のHIV感染対策とその評価に関する研究(主任研究者・市川誠一)」の一部として実施されました。研究プロトコールは名古屋市立大学看護学部倫理委員会による審査を受け、同委員会の指針のもとに研究を実施しました。
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このページにまとめられている内容は、ゲイ・バイセクシュアル男性のメンタルヘルスやHIV予防対策に役立てるという、本研究の目的と趣旨に賛同した研究参加者の率直な回答から得られた、貴重なデータに基づいています。そのため、この趣旨以外の目的でこれらのデータが利用されることは、研究参加者にとっても、私たち研究実施者にとっても大変不本意なことです。本ページの内容を無断で転載・転用・引用することはお控え下さい。この報告書がゲイ・バイセクシュアル男性への理解の促進と、差別や偏見の解消に少しでも寄与するとともに、今後のHIV感染予防対策のために活用されることを、研究実施者一同、心から願っています。引用等にあたっては問い合わせフォームをご利用の上、ご連絡ください。