回答者のうち、過去6ヶ月間に男性とセックス経験があった割合は全体で87%(5,472 人)でした。このうち28.6%(1,563人)は過去6ヶ月間の相手が特定のパートナーのみ、27.9%(1,529人)は不特定のパートナーのみ、43.3%(2,367人)は特定と不特定の両方のパートナーがいました。 パートナー種別を回答した5,459人のうち、アナルセックス経験者は81.6%(4,456人)でした。
過去6ヶ月間に男性とセックス経験があった人のうち、セックスパートナーの人数は2〜3人が最も多く27.0%でした。また、1人は21.2%、11人以上は12.7%でした。年齢階級別にみると、どの年齢層においてもセックスパートナーの人数は2〜3人がもっとも多く、4人以上のセックスパートナーがいる人の割合は30歳代でもっとも多い傾向にありました。
過去6ヶ月間にゲイ向け施設を利用している人のうち、すべての年代においてゲイバーの利用者が最も多い傾向にありました。インターネットの利用は若い世代がより多く利用しており、世代間にゲイ関連活動に違いがある傾向にありました。
過去6ヶ月間に商業系ハッテン場(サウナ系、ビデオ・ボックス系、マンション系ハッテン場)を利用したことのある人と、それ以外のハッテン場やインターネットを利用した人、いずれも利用していない人を比較したところ、いずれのハッテン場も利用していない群ではコンドームの常用割合は著しく低かったです(17.5%)。また、商業系ハッテン場の利用の有無によって、コンドーム常用割合に大きな差は見られませんでした。
過去6ヶ月間に男性とセックス経験があった人のうち、過去6ヶ月間におけるアナルセックス経験割合は81.6%であり、そのうち相手が誰であれ、自分がタチ・ウケの何れであってもコンドームを毎回使った(常用)割合は33.9%でした。また、年齢階級と明らかな関連があり、10代と50代の常用割合は最も低く、30代が最も高い傾向でした。また、過去6ヶ月間のセックスパートナーの数とも関連があり、パートナーが複数の場合、人数が増えるに従ってコンドームの常用割合が低くなる傾向にありました。